アニメぼっち・ざ・ろっく!12話の奏法やきくりのセリフの意味は?音楽的に解説

この記事では人気アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の12話のきくりの発言について書いていきます。

これまでも音楽用語を知らなくてもストーリーだけで十分楽しめる内容でしたが、12話にて、ボトルネック奏法やきくりのセリフで音楽的な知識や用語を知っておいた方が楽しめるのではと思い取り上げてみました。

今回の12話で出てきた奏法やきくりのセリフから用語の意味について調べる人が多くいたのでこちらでも取り上げてみようと思います。

それでは、まいりましょう。




アニメぼっち・ざ・ろっく!12話のきくりのセリフを音楽的に解説!奏法や用語

 

なかなかの名場面ですよね。

このボトルネック奏法や「チューニングがずれてても関係ない」ということにたいして奏法や音楽的な解説が欲しいという方がYAHOO!知恵袋にて質問していました。

有志の方がかなりわかりやすく回答で解説してくださっていたので引用させていただきます。

質問:

アニメぼっちざろっく12話でぼっちちゃんのボトルネック奏法と、その後のきくりさんの発言の意味について教えてください。できれば、ギターの弦が切れたら何が起きるのかも教えてほしいです。
音楽の知識全くないので…

回答:

まずギターはフレット(指板の銀色の線)に弦を押し付けることで音階が作られます。
ボトルネック奏法は瓶を弦に触れさせてフレットの代用にすることで弦をフレットに押しつける事なく音階を作れます。

で、ギターというのはフレットによって決まった音階しか出ません。1、2、3って感じできっちり区切られます。なのでチューニングが-0.6狂うと0.4、1.4、2.4みたいな感じですべて音が-0.6ズレます。

対してフレットのないバイオリン等は直接指板に弦を押し付けるので1~2~3~って感じで滑らかに音が動きます(自分で自由にフレットの位置を作れる感じ)
なので押さえた場所によっては1.6だったり2.7だったりの音を出せます。

ぼっちちゃんのギターのチューニングが-0.6だったら1フレットを押さえると0.4の音が出てしまいます。
ボトルネック奏法はギター本来のフレットの位置でない場所にバイオリンみたいにフレットを作れるので、チューニングが-0.6でも1.6の位置に瓶を置いてフレットを作れば1の音が鳴ります。

これがきくりさんの「チューニングがズレてても関係ない」という発言です。
ただ実際は1.6の位置がどこにあるのか分からないので音感を頼りに探さないといけません。

弦が切れたら当然音が鳴りません。ぼっちちゃんは1弦が切れたので高い音が出せなくなっちゃったんですね。

あとはギターによって(ぼっちちゃんの新しいギターとか)は弦が切れると構造上全弦のチューニングが狂います。

質問者コメント:

回答ありがとうございます!知識のない自分でもスッと入ってくるぐらい分かりやすくて本当に助かります…
でも区切りがないならそれって相当難しいんじゃないでしょうか、ぼっちちゃんすごいですね…
ちなみに、指でなく何かしらを使って弦を押さえるのは単純に指が痛くなってしまうからなんでしょうか?重ね重ね申し訳ありません。

回答者の追加回答:

とっても難しいですね。

ボトルネック奏法はフレットに押しつけず、あくまで弦を瓶に触れさせて音を出します。
指だと柔らかすぎて触れただけでは逆に音をミュートしてしまいます。
フレットは硬いので指で弦を押さえても音が出ます。
なので指が痛いからではないです。

ついでになんでボトルネック奏法があるのって事ですが1、2、3ではなく1〜2〜3〜の音が欲しい時や1.7、2.8の様な微妙にズレた音が音楽的に良い時もあるからですね。

説明下手ですみません。

引用元:YAHOO!知恵袋

回答者の方がめちゃくちゃ親切に解説してくださっていたので取り上げさせていただきました。

こういう音楽的なことを知ってからもう1周見るとより楽しめるかもしれませんね。

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』を見てこれから音楽を始めるという人もたくさんいると思います。

バンドあるあるなどがわかるようになったらさらに面白くなる作品だと思うのでこれからも多くの人が何回も楽しめそうですね。

また気になった場面や追加情報などありましたら取り上げてみたいと思います。

それでは。






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