休ませていただきますとお休みさせていただきますはどっちが正しい?おすすめの例文も
ふとしたときに『どっちが正しいのか?この使い方で合ってるんだっけ?』と思うこと言葉はありませんか?
今回は『この言葉は正しいのか?』シリーズとして『お休みさせていただきます』と取り上げていきたいと思います。
この記事では以下のことについて書いていきます。
- 『お休みさせていただきます』と『休ませていただきます』どっちが正しい?
- おすすめの表現
それでは、まいりましょう。
『お休みさせていただきます』と『休ませていただきます』どっちが正しい?
社会人になってどうしても会社を休まないといけないときに、ふと『どっちを使えばいいのか』と悩んだことはないでしょうか?
会社でなくとも、相手に連絡するときにどうしても休まなければいけない場合など使うことあるかもしれませんね。
まずは結論から申し上げますと、場合によってはどちらも正しくないということです。
使うことがあるとすれば『休ませていただきます』です。
では、なぜ『お休みさせていただきます』は駄目なのか。
それは『お休み』の『お』の部分です。
休む自分に対して『お』をつけて敬意を表してしまっているという点が正しくないとされています。
さらに注意するポイントですが『させていただく』という表現が怪しいです。
『〜させていただく』というのは『すでに許可をえている状態』ということですね。
『〜していいよ』『では、そうさせていただきます』というような流れがイメージしやすいかもしれませんね。
なので、許可を得る状況にない場合は少し違和感がある表現ということになりますね。
おすすめの例文は?
では、どう伝えるのが正しいのでしょうか?
おすすめは以下の3つです。
『休ませていただきます』※『休まさせていただきます』はダメ
『お休みします』※自分に敬意を表す『お休み』と間違われることも多いので注意
『休みをいただきます』※学校や会社から休みの許可を得るという考え
なので使いやすい例文としては
- 申し訳ありませんが、明日休ませていただきます
- 残念ですが、明日は休みをいただきます
などですね。
今回は『お休みさせていただきます』という表現について取り上げてみました。
日本語は難しいですね(笑)
それでは。