小学生の勉強時間の目安や平均は?高学年や受験生の平均グラフも調査
小学生の勉強時間とはどれくらいなのか知っていますか?
この記事では、小学生の勉強時間についてとりあげていきたいと思います。
小学生の勉強時間について知っておくと、授業についていけないときのサポートや、受験勉強のやる気に繋がります。
少し成績が下がってきたから「もうちょっと勉強時間を確保しよう」という判断もしやすいと思います。
「世間の小学生の勉強時間なんて知らなくていいのでは?」
という人もいるかもしれませんね。
その考えは間違いではありません。比較したところで勉強が必要かどうかは状況や環境によって違いますからね。
だからといって他の小学生がどれくらい勉強しているかの情報が全くいらないというわけではないのです。
勉強時間の目安や平均を全く知らないと、勉強させすぎたり、学習時間が足りないことに気づけない可能性があります。
本当は学習時間が足りているのに「もっとやりなさい、もっと、もっと」と子どもを追い込んでしまうかもしれません。
他の小学生の勉強時間の知っておくだけでも「この子は頑張ってるんだ」と褒めてあげられるようになります。
しかし、「他の子はもっとやってるよ」無理やり比較すると逆効果になるのであくまで目安や参考にしておくことが大事であることがとても大事なのです。
小学生も勉強時間の目安とは?平均グラフ
小学生の勉強時間(家庭での)の平均は『1時間10分』のようです。
教育関係の大手である『学研』の調査データで、「宿題含めて、家での勉強時間を教えて下さい」という質問のようです。
しかし、あくまでこれは1年〜6年を総合した平均で、1年生は54分、6年生になると1時間30分になります。
引用元:学研(家での学習時間)
やはり高学年なればなるほど、勉強時間が増えていくようです。
もちろんこれは受験生も含まれているので、受験勉強をしている人は勉強時間を確保しているはずなので、そこを考慮して参考にするほうがいいかなと思いました。
受験生はどれくらい?
では、どれくらい受験生が勉強しているのか。
中学受験対策で知られる『京進』によると、受験勉強を始める小学4年生は、平日は1~3時間程度、休日は2~3時間程度を勉強時間の目安をおすすめしています
また、小学5年生になったら、平日は4年生と変わらず1~3時間程度、休日は少し時間を延ばして4~5時間程度が理想とのこと。
小学4年生、5年生のときは『知識よりも習慣』という考えのようです。
※あくまで京進での考え
中学受験を控えた小学6年生は、平日でも3~5時間程度、休日は8~10時間程度を目安に勉強をおすすめしています。
受験が近づくにつれて、勉強時間を増やすことができれば理想的のようで6年生までに机に向かう習慣がついていれば、集中力を持続した状態での学習が可能になるとのこと。
徐々に学習時間を増やしていくことで、勉強時間が増えることによるお子さまの負担も少なくて済むでしょう。
効率アップのために
1日のうち勉強以外の時間とのメリハリをつける工夫
リフレッシュできるようなスケジュール作り
が大切とのことです。
子どものやる気を尊重する
今回の記事を作成するにあたって、学研と京進でのデータを参考にしました。
もう一度いいますが、『あくまで目安、あくまで参考』なので単純に比較して一喜一憂することはしてはいけません。
一番大切なのは、目の前の子どもをどうサポートするかですからね。
※こちらもよかったら読んでみてください
→小学生が勉強についていけないときにやるべきことは?対策と接し方を考える
勉強の目安や平均を知っていれば、状況によって判断しやすいと思ったので取り上げてみました。
参考になれば幸いです。
それでは。